2015、4,11
群衆はそのシーソの林から一斉に押し掛け、サンカルとナニミヤ夫妻に家を囲んだ。少数のゲリラと何十人かの協力者、ただの野次馬も混じっていた。サンカルは話し合えば疑いは晴れる、と言って家を出ようとした。ナニミヤと息子たち、娘たちが、泣きながらサンカルの服や手足にぶら下がった。思いとどまったから無事だったものの、もし外に出ていたら命がなかっただろう。リンチまで進むと、抑えが効かなくなるのだ。
ポカリ村の植林地は、サール(フタバガキ科)の森の空き地にある。
ナイロンのロープは、活着数を数えるために張っている。
ネパール3葉松や、マンゴーの苗が植えられている。