2014、7、13
読経は朝7時に始まり、午後になっても続いていた。
村人は身じろぎもせずに、手を合わせ、経が読める者は、唱えていた。
一段落したところで、私が挨拶をした。
「皆さん、今日は大変うれしいでしょう。日本から、私の友人たちが参加し、今日の費用も負担していただいています。皆さんの植林は10年経っています」
「日本の小中学生が集めた牛乳パックで苗を作り、森を作ってきたカウレ村の人たちのことを、日本人は知っています。それで、東京のM・Rさんが、グンバのお金や、仏像の費用を出していただいたのです」