2013、3、16
カウレ村のグンバ〔チベット仏教の寺〕建設は、村民の長年の悲願であった。
よくまあ、こんな辺鄙なところで、大志を抱いていたのは不思議だが、その思いは半端でない。
この村で最初に植えたのは、戦時下である。
マン・バハドゥール・ラマとブッディ・バハドゥール・ラマの二人は、私を先導して、地雷の前を歩いて案内した。
爆発で出来た穴が3つあった。
その横を歩いた。
植樹を終えた後で、二人はグンバ建設の熱い思いを語った。
東京のMRさんが資金を提供し、去年完成した。
予算を下回ったのは、23年以上、道路や貯水タンク、上水道工事、をやったが、初めてだった。
ジョティやバサンティ、その兄弟、村びとが、コンクリートを運び、自前で工事をした。
あの光景は、見ていて本当に良かった。