2012、 3、 1
カウレ村のグンバ〔チベット仏教の寺院〕が完成に近づきつつある。
こつぜんと、神聖な、それでいて、いかにもタマン族の村らしい味わいのある建築だ。
これから100年間は、村の信仰の中心として、輝き続けるであろう。
同時に、植林も続けられ、村人もその子孫も、森を守って行くだろう。
資金を出していただいた東京のM様、自分の仕事の合間にセメントや砂や砕石の注文を出し、時には自分で現場を見に、山を登って行ったロク・タパさん、スタッフ、自力で資材を運んだ村の皆さんに感謝します。
建物に付属するトイレも作られた。
村の人の好みの色が付いている。
なんとなく、首都にあるグンバとは違う、ローカルな温かみが滲み出ている。
もう一息で出来そうだ。
4月には、私を含め16人の日本人が落成式に臨む予定である。