NGOカトマンドゥ日記

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水の森は死なず(ネパール大地震)

2015、8、6

カウレには、平らな土地は無い。
全てが斜面である。
グンバ(チベット仏教の寺)を作るとき、セメント袋などの資材置き場に困った。
だが、機長が指さす場所には、確かにヘリポートがあった。
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いったん、北に回り込んだヘリは、陸軍の駐屯地にあるへりーポートを目指した。
右岸沿いは、山に向かって森が続く。
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25年前に植えたマメ科のシーソなどが、眼に入ってくる。
ヘリは着陸姿勢になった。
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by ngokathmandu | 2015-08-06 13:15

水の森は死なず(ネパール大地震)

2015、7、27

一番心配なのは、水だ。
しかし、貯水タンクは壊れておらず、水は今まで通り各家庭で飲めた。
コンクリート製の構造が良かったのかもしれない。
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コケ村の貯水タンク。
ここから配水される。
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貯水タンクから、家庭へと流れている。
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山の上の集水タンク。
ここに集めた水を2キロ下へと導く。
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by ngokathmandu | 2015-07-26 14:25

疑惑

2015、2、27

スマンはなぜ毛派に入ったのだろう。
2000年から02年までの激しい戦闘が続いた時期を経験すると、紛争の構図のようなものが、私にもぼんやり見えてきた。政府軍が来ない山奥の低いカーストの村にとって、毛派ゲリラと共存しない限り、だれも生きて行けない。村のゲリラは、普段は農夫である。訓練や実戦経験があるから、指令が来れば、隠していた武器を手に戦闘へ参加する。
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子供たちはいつも人懐っこい。
この子らのためにも、再び戦闘が再開されないことを祈る。
実は今は休戦状態なのだ。
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by ngokathmandu | 2015-02-27 11:16

疑惑

2015、12、18

毛派は戦闘訓練を終え武器を渡されると、いつ政府軍から攻撃されるかもしれない緊迫感を持つようになる。もっと言えば、その瞬間から生死の狭間に立つ。戦士の雰囲気が常に漂う。当然人相も変わる。スマンが良い例だった。
スマンにも、他の子供たちにも、植林を始めるときに出会っている。
1974年、初めて見たトゥプチェは、砂漠化した荒涼たる大斜面だった。他のネパールの山間地と変わらない。
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カウレ村から戻る道は、植林の成果を辿る道でもある。
最初は松は植えない方針だったが、それしか生えない場所があるのを老バンダリが教えた。
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by ngokathmandu | 2015-02-18 08:49

疑惑

2015、2、6

ふたりはその場で話し合った。
「ランバブ君、どうしたらよいと思う?」
「どうしましょう」
「埋め戻そうか?」
「その方が良さそうです」
「何もなかったことにしよう」
「勿論です」
結論は決まっていたようなものだ。
誓約書は埋め戻された。このことは二人だけの秘密になった。
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カウレ村の下がディー村。
その下がカルキ村。
いずれも緑化に成功している。
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カルキ村の植林地。
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by ngokathmandu | 2015-02-06 19:54

ゴルカから来た女

2014、12、15

重い木の窓を開けると、マネ村のすべての香りが流れ込んで来た。
アマラの花の香りもする。
料理に使うクミンの匂いもする。
水牛の臭いや、堆肥の臭いも・・。
ミンクマリは、もう一つのバターロウソクに火を点した。
それでも、あたりは一向に明るくはならなかった。
ゴルカから来た女カンティは、どこへ行ってしまったのか。
私は仏陀に拝礼し、さらに体を倒置して祈った。
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相変わらず、森林が減少してゆく地区がある。
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by ngokathmandu | 2014-12-15 08:31

雨季のネパール2014

2014、9、20

日本へ来たことがあるネパール人は、緑の山々を見て、
「虎がいるでしょう」
と、必ず言う。
日本には熊はいても虎はいないことを、なかなか信じてくれない。
では、虎が人を襲うかと言えば、それはほとんどない。時々、
「虎が人を襲いそうになったので、森に火を放った」
と聞くが、それは作り話で、単に森を焼いて畑を作りたいだけだ。
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コケ村の植林地から見た、トリスリ河沿いの中国人居住区。
中国は技術者だけでなく、作業員も送り込んでいる。
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by ngokathmandu | 2014-09-20 20:30

雨季のネパール2014

2014、8、15

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ベトラワティの森に石垣を築いたのは、テクである。
しかし、費用が割高だった。
セメントの値段が高めだし、袋の数もどうも違う。
しかもE斜面を覆うには、150メートル×3=450メートルの長さが必要だ。
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だが、やるしかない。
大工事が始まった。
老人も、子供も、主婦も、石を運んだ。
セメントが、トラックでカトマンズから運ばれ、トリスリ河の下からは、人の肩にのせられた。
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by ngokathmandu | 2014-08-15 20:09

雨季のネパール2014

2014、7、27

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カウレ村に二泊し、苗を植え終わる。
若いリーダーたちは、あと3000本を植えると言う。
モクレン科のチャンプや、マメ科のいーぴるも植えられている。
下の方には、カバノキ科のネパールハンノキも植樹された。
赤土が手足についたり、衣服を汚したりする。
だが、誰も気にしていない。
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by ngokathmandu | 2014-07-27 16:02

カトマンズに戻る

2014、2、15

カトマンズや遠くからの信者たちは、袋に包んだご報謝を、ラマ僧たちに渡して行く。
2013年11月24日。
私は遠い、バクタプルの山の上にいた。
カトマンズから5時間の距離。
リードする読経が、中央の祭壇から聞こえる。
一人はインドの大学を出た僧正様、もう一人はBAC(Budda Awareness Centre)のリンボジェ師。
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みな、お布施や、花や、カタ(聖なる絹の布)を手にして、中へ入って行く。
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読経の波が、打ち寄せてくる。
みな、一心に祈る。
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by ngokathmandu | 2014-02-15 09:00



小中学生の牛乳パック回収によるヒマラヤの森作り
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