人気ブログランキング | 話題のタグを見る

NGOカトマンドゥ日記

植林地

2008年12月22日

毎日、午前6時にお茶になる。朝食はなし、がネパールの通常である。7時には行動開始になる。タンダパニ村のタムシンルン地区に住む、肝っ玉母さんことポサンさんを訪ねる。ポサンさんは内戦当時ゲリラに命を狙われた。その話のときは、笑い飛ばしていた。しかし、この地区でも2人の戦死者を出した。

今日は来るころだろうと、ちゃんと茶を沸かし、バターいためご飯、ゆで卵、牛乳の熱くしたものを用意していてくれた。
一休みして、第2タンクのところから、水遣りが始まる。植林地は、マネガウン村からタンダパニ村に続く道路の下、500から600メートルに展開している。
おそらく100万本は植えられるだろう。ただ土砂の崩壊がひどく、場所を選びながらの植林である。

午後になった。マネガウンにある民家を改造した仮のセンターで休み、コケがガウン村に移動する。ここはグルン族の村だ。グルン族もタマン族と同じくチベット系の民族である。言葉はタマン語とは違う。でもネパール語が通じるからなんとかなるのだ。

植林地_e0155370_18552687.jpg


カルキガウン村の植林地。残った森はわずかしかない。

植林地_e0155370_18561860.jpg
     

マネガウン村で囲って植林をしている家族。実はこの村ではほとんどの人が自分の家の周りに植えている。一人で100本を家に植えた人もいる。この結果どうなったかは、18年後の写真が示している。
by ngokathmandu | 2008-12-22 18:52 | NGO活動
<< 各村代表のミーティング マネガウン >>



小中学生の牛乳パック回収によるヒマラヤの森作り

by ngokathmandu
NGOカトマンドゥ
カテゴリ
以前の記事
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧