NGOカトマンドゥ日記

スミットラとショクンタラ

2014、12、31

タクリ家では、父親は卒中の後遺症で動けず、口さえきけない。母親は小さく細い体で、いつも疲れた顔をしていた。年下の弟二人は、青年期に知能低下の症状が出た。タクリ族は親戚同士で婚姻する習慣があり、血が濃くなるらしい。男だけに徴候が出たので、てっきり伴性劣性遺伝と想像していた。
働く者が少ないなら、土地を売って治療費や生活費にすれば楽なはずだ。だが、タクリ族には、先祖伝来の土地を守る意識はあっても、手放すという発想はない。だから、不幸にも、母と娘三人だけで広い畑と格闘していたのだ。
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カウレ村の植林地でも貯水タンクは作ってある。
そこから水を引いて、人々はバケツなどで苗まで水を運ぶ。
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by ngokathmandu | 2014-12-31 18:37 | ネパール植林地
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小中学生の牛乳パック回収によるヒマラヤの森作り
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