NGOカトマンドゥ日記

スミットラとショクンタラ

2014、12、23

トリスリ河からの風が、畑に並んだ黄色い花を、同じ方向に揺すっていた。
ネパールの12月は暖かく、日本の春のようだった。
日中の気温は摂氏25度まで上がるから、半袖でじゅうぶである。
もっとも夜は5~6度に冷えるので、いつもセーターを着こんだ。
「ダイ ロクノㇲ(ねえ、止めて)」
植林センター教官のヤショダが叫んだ。
四輪駆動車は軋んで土埃を上げ、すり減ったタイヤが小石を跳ね飛ばして止まった。
運転手のラムは、シーガルトラベル旅行社で、最も腕の良いドライバーである。
今、彼の視線は、前方の道路に注がれて動かない。
少しでも不審な個所があるか、確認しているのだ。
ここまでに、地雷の爆発で出来た穴がいくつかあった。
e0155370_184551.jpg

2002年12月、地雷が敷設されていた道路。
マネ村のはずれで、もうすぐタンダパニ村へ入る場所である。
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by ngokathmandu | 2014-12-23 17:41 | ネパール植林地
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