NGOカトマンドゥ日記

ゴルカから来た女

2014、12、19

今、トゥプチェの村は、内戦などなかったかのように平和である。
しかし、変化はある。
あちこちに新築の家々が、緑の中に見え隠れする。
緑は当時の子供たちが植えた木々だが、建物は毛派の人たちのものだ。
「立派な家ですね」
と褒めると、
「息子が外国へ出稼ぎに行ってね、建ててくれたんです」
と必ず言う。
実は、毛派は、中産階級どこらか、金持ちになっている。
首領のプラチャンダは、首都にビルまで持っているのだ。
革命によって、支配階級の地位が逆転した。
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「石井果樹園」は、当時高校生だった石井悦子さんの基金などで作った。
最初に石垣で回りを囲み、それからマンゴーの苗を植えた。
トリスリ河の辺から、万里の長城のような壁が見え、あれは何だ?と皆、訝しんだ。
今は、壁が取り払われ、ヤギが草を食べにやって来る。
マンゴーが生長し、実を付け、家畜の食害の問題はなくなっている。
家畜の侵入を防ぐ石垣と、乾季を凌ぐ貯水タンク。
国連のナラヤンが教えてくれたことを、25年かけて実証した。
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by ngokathmandu | 2014-12-19 10:44 | ネパール植林地
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